2008年03月01日

土鍋と薬膳の関係

おぎのやの「峠の釜めし」をいただきました。

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釜飯を食べた後に残る釜。

一合分のご飯を炊くことができるらしいので、
いつか炊いてみようと思いながら捨てずにとって置くのですが、
いまだに複数の釜がキッチンに眠ったままなんですよね。。。


でも、こういう土で作られた調理器具は
意外なことに薬膳料理を作るのに適してるんですよ。


スタンダードな漢方薬の服用方法は
生薬をコトコトと煎じ、
そのエキスを飲むというものです。

煎じ薬を自分自身で作ると時間はかかりますが、
ポイントさえ守ればとっても簡単なんです。
そのポイントの一つが煎じる器。

生薬を煎じるために使う器は、
土器や陶器、ガラスの器と決められています。

反対にNGなのが鉄製の器。

多くの生薬に含まれているタンニンが
鉄分と結合してしまうため、
有効成分が変わってしまうのというのが主な理由です。

これは、薬膳を作る際も同じなんです。

特にクコやナツメなどの生薬を入れたスープを作る際は
有効成分を十分に生かすためにも
土鍋で作ることがポイントになってくるのです。


そうはいっても、長い時間煮込む調理は面倒なもの。

中国では生薬入りのスープを作るため、
タイマーつきの保温土鍋がかかせないんです。

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これさえあれば素材を入れてタイマーかけておくだけで
簡単においしい生薬スープが食べられるんです!

本場ならではの画期的な鍋ですよね〜。

この鍋は中国のちょっとしたレストランでも
通常のスープの保温などに使われています。

土鍋の遠赤外線効果でおいしいスープができる、
という理由もあるかもしれませんが
薬膳スープには土鍋を使ってみてくださいね。
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2008年02月17日

生薬名をリズムにのせて

北京に留学していた間、
ずっと気になっていた曲がありました。

それは私が語学の予習・復習をしていたカフェで
よく流れていた曲なのですが、
そのサビとなるラップの部分で
生薬が歌われているように聞こえるんです。


山薬、当帰、クコ、オ〜♪
山薬、当帰、クコ、オ〜♪


生薬名を中国語で覚えようとしていた頃でしたので、
思い込みかなぁと思っていたんですが
何度聞いてもそう聞こえてしまうんですよね。。。


その後、すっかり忘れてしまっていたのですが、
先日たまたま入った中国食材屋さんでかかっていたので
店員さんに聞くことができ、ようやく判明しました。


中国で大人気の周杰倫(ジェイ・チョウ)が歌う
その名もナント『本草綱目』という曲でした。


『本草綱目』とは中国明の時代に李時珍がまとめた
中薬学の集大成ともいえる薬学書なんですが、
ネットで歌詞を調べてみると。。。

やっぱり!
16種類の生薬がラップのリズムで歌われていました。


あ〜、すっきりした。

よくよく歌詞を見てみると
中医学の名医華佗≠自信に例え
自国の文化への誇りについて歌われていて、
なかなか深い歌詞のようです。

ただ、いまいち訳には自信がないので、
日本語訳の歌詞を探してみようと思っています。


■youtubeに『本草綱目』がアップされていました。
http://jp.youtube.com/watch?v=zREXDAuPAKw

■周杰倫(ジェイ・チョウ)
 ※このDVDには『本草綱目』は含まれていません。

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[タイトル] ファンタジー(DVD付)
[アーティスト] ジェイ・チョウ
[レーベル] BMG JAPAN
[種類] CD

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私は周杰倫(ジェイ・チョウ)について
映画『頭文字D』の主役ということしか知らなかったのですが、
中国では歌に、映画に、広告にと大活躍の大スターでした。

ちなみに中国の10代の友人が言うには
「彼はとってもクールなの。そこが素敵!」だそうで、
最近は彼の影響からか中国ではクールな男性がモテルとのことです。


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2006年11月10日

薬膳=ゲテモノ?

“薬膳料理”と聞くと、どんな料理を思い浮かべられますか?

「ゲテモノが入った、まず〜い料理!」
知人からはこのように言われました。

まずいなんてヒド〜イ!

でもそういわれた原因を、私なりに考えてみました。

薬膳料理では、食材のほかに生薬(漢方薬)がよく使われます。
中国では昔から生薬がスパイスのように使われているので
普通のスーパーでも購入できますし、家庭料理でもよく使われています。

しかし日本ではなじみがないものばかり。
甘草、人参、当帰、黄昏。。。
名前を聞いてもわからないし、想像も出来ない。
実物を見ても「んっ?枯れ枝?」と思ってしまうような見た目。

私も珍しさから生薬をいろいろ試しましたが、
中には、馴染みのない味のせいなのか
「コレだけは食べられない!」というものもけっこうありました。

こういう生薬が入った料理を食べたら、
薬膳がおいしくないって思うかも。。。


冒頭の「薬膳まずい」発言をした知人を問い詰めると
バブル時代に食べた薬膳料理が原因でした。

ウキウキして出かけた薬膳料理店。
でも出てきた料理はタツノオトシゴの煮物やら、
鹿の角が入ったスープやら、ニガ〜イ亀のゼリーやら。
想像を裏切る料理のオンパレードだったといいます。

それは、生薬を使った料理ではあるけれど、
薬膳料理ではないんです!!


バブルの時代は、日本で第一次薬膳ブームがおこり、
とにかく珍しい生薬を使ったそれらしいレストランが多かったと聞きますから、
知人同様に、トラウマになっている人もいらっしゃるのかもしれません。

それでは、薬膳料理とはどんなものなんでしょうか?
この[薬膳とは?]カテゴリーでは、
薬膳料理について触れていきたいと思っています。

なので1回目はこんなところで終了させていただきます。
posted by tome at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 薬膳とは? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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