2012年03月10日

巡りを高める『ドライカレー目玉焼き添え』

久々のブログアップになってしまいました。
気が付けば3月。
時の流れは速いものです。

暦の上では春は目の前ですが、
相変わらずの寒い日々が続きますね。

こんな寒い日にデスクワークをしていると
寒さにあいまって体の巡りがグッと停滞するように思えるので
ここで「えいっ」と気合を入れるために
巡りを高めるごはんを作ってみました。


【巡りを高める『ドライカレー目玉焼き添え』】

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<薬膳POINT>

しょうが、にんにく、コリアンダー、シナモン・・・
体を温めるスパイスがたっぷり入ったカレー粉は、
冷えや巡りが悪い方に適した調味料です。
体が冷えた日には、
カレー粉を使った料理をぜひ試してみてください。

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そしてもうひとつのポイントは、
ラッキョウの甘酢漬けです。
とくに落ち込んでいたり、元気がないなど、
木の巡りが停滞して起こる症状にもおすすめです。


レシピは『漢方の知恵を毎日の食卓に いつもの食材効能&レシピ帖』から。
トマト缶をベースにしているのであっさりしています。
コクが欲しいという方はパルメザンチーズをかけてもよさそうです。



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2011年12月02日

香菜は体を冷やす?温める?

答えは、
「香菜は体を温める」です。

ベトナムやタイなど
温かい地域の料理によく使われていることから
体の余分な熱を鎮める寒涼性の食材と思われがちですが、
香菜は実は温性の食材なんです。

温性といっても、
食あたりを防ぐ作用や発汗作用があるので
東南アジア特有のジメジメとした湿気を
体内から追い出すのに適した食材といえるでしょう。

今日はそんな香菜をたっぷりのせたお粥を食べました。


【寒さを吹き飛ばす「香菜たっぷり 漬けたまごのお粥」】
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<薬膳POINT>

温性食材のエビでだしをとったお粥に、
香菜をたっぷりとのせてみました。
寒い1日のスタートを切るのにぴったりの朝食です。


無農薬の香菜を見かけたので、
たっぷりとちぎっていただきました。

まだ半分ほど残っているので、
明日はラムしゃぶにしようかと思っています。
あっ、腐乳を買いに行かないと。
posted by tome at 18:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 冬の薬膳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月06日

胃腸の冷えを解消する「生姜の佃煮」

冬に冷やす食事はひかえようとわかっていながら
部屋が暖かいとついつい飲んでしまうビール。
乾燥しているせいかアイスクリームもおいしく感じますよね。

ここでポイントになるのが食べる量。

ビール、サラダや刺身などの
冷たいものを食べ過ぎてしまうことを
『生冷過食(せいれいかしょく)』と言い、
胃腸の働きを衰えさせ
気&血&水の不調を招く原因になります。

そんなときにあると助かるのが
生姜で作る常備菜です。


【胃腸の冷えを解消する「生姜の佃煮」】

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<薬膳POINT>

アイスクリーム、ビール、
ソフトドリンク、生野菜、お刺身。
これら冷たい食べ物の食べ過ぎは、
胃腸をはじめとした内蔵の冷えを招きます。

体を温めることで人気の高い生姜ですが、
薬膳では特に胃腸の冷えに効果があるといわれています。
保存が利く「生姜の佃煮」を上手に使って
体内の「寒邪(かんじゃ)」に打ち勝ちましょう。


生姜の佃煮は『はなまるマーケット』で
ご紹介させていただきました。

何事も大切なのはバランス。
このような常備菜で調節できるのも、
薬膳の面白さかなぁと思います。


※レシピは『はなまるマーケット』HP
過去のOA一覧

レシピ一覧

11月9日(火)ショウガ
に掲載されてます。
posted by tome at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 冬の薬膳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

疲労を回復させる「鮭の南蛮漬け」

あけましておめでとうございます!!

年が明けて6日もたってからの挨拶になってしまい…
なんとなく気恥ずかしい感じがありますが、
今年は昨年以上によいお仕事ができるようがんばりますので
どうぞよろしくお願いいたします。


いつもの忙しい毎日が始まりましたが、
「なんとなく元気が出ない」
「気分がしゃきっとしない」
そんな方はいらっしゃいませんか?

お正月に旅行へ出かけたり、
休み中家事に追われていたり、
いつもより疲れたという人も多いはずです。

そんな方には疲労が回復でき、
家事がちょっと楽になる
作りおきできるこんな薬膳料理はいかがですか?


【疲労を回復させる「鮭の南蛮漬け」】

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<薬膳POINT>

お正月に疲れた身体には
エネルギー源の「気(き)」を補える鮭と、
補った気の巡りを活発にするたまねぎ、生姜、ピーマンを
組み合わせた料理がおすすめです。

また漬け汁に入った酢には
疲労回復効果があるので、
疲れた身体をやさしく癒してくれます。


鮭、ピーマン、生姜、酢は
体を温める作用を持つ食材ですが、
冷え性の人は食べる前に温めることをおすすめします。

家族の帰宅がばらばらのご家庭だと
置いておけばおいしくなる南蛮漬けは
出来立てを気にしなくてよい助かるおかずですよね。

余った次の日はパンにはさんで
ベトナム風サンドイッチにするのも
おいしいですよ。

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2010年12月28日

疲れやすい人の夕飯に「鶏飯(けいはん)」

今年も残すところ1週間を切りましたね。

忘年会、大掃除、新年の準備。
忙しい日々を過ごされている方が
多いのではないでしょうか?

年末進行で残業が続くと困ってしまうのが夕飯。
できるだけ簡単に作れて、軽めのものを。
見栄えがよく、身体によければベストですよね。

こんなときにおすすめなのがこんな郷土料理です。


【疲れやすい人の夕飯に「鶏飯(けいはん)」】

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<薬膳POINT>

疲れやすくすぐ休んでしまう。
眠っているはずなのに疲れが取れない。

こんな症状が最近増えたなぁという方は
身体を動かすエネルギー源の「気(き)」が
不足気味なのかもしれません。

忙しい年末を乗り切るためにも、
鶏肉、卵などの気を補う食材がおすすめです。
特に鶏肉は血も補う作用があるので、
ふらふらする、顔色が悪いなどの症状も和らげます。


「鶏飯」は鹿児島の郷土料理です。
タイのカオマンガイのようにスープでご飯を炊き込む料理ではなく
お茶漬けのように鶏スープをかけていただきます。

メインとなる「ゆで鶏」とゆでた際の「スープ」があれば
簡単にできてしまう料理なので、
遅く帰ってきたときの夕ご飯にもぴったりなんです。

「華やかだけれど錦糸玉子が難しそう…」という方も、
溶き卵に水溶き片栗粉を加えれば、
破けにくくきれいな卵焼きを作れますよ。


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2010年12月22日

くすみ肌からつや肌へ導く「ほうれん草と卵のチャーハン」

冬が深まるほどに肌の乾燥が始まるとともに
かさかさ、つっぱり、化粧のりが悪い、
といった肌のトラブルが増えてきます。

これは潤い不足とめぐりの滞りが大きな原因です。

プリプリのお肌をキープするためにも、
先日こんなお昼ご飯を作ってみました。

【くすみ肌からつや肌へ導く「ほうれん草と卵のチャーハン」】

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<薬膳POINT>

乾燥、しわ、たるみ。
このような症状は寒邪と燥邪が増える
冬に増えてくる肌トラブルなんです。

冬にも潤い肌をキープするには、
1)潤いとなる津液(しんえき)を補う
2)ツヤとハリを作る血(けつ)を補う
3)気・血・津液の巡りを活発にする
そんな薬膳料理が効果的なんです。

今回は血と津液不足を補うほうれん草&卵&豚肉、
巡りを活発にする葱&にんにくを使って
チャーハンを作ってみました。


これに酸辣湯などの巡りを活発にするスープをつけると
立派な薬膳ランチになります。
http://yakuzenc.seesaa.net/article/172130516.html
(白菜の酸辣湯をご紹介した記事はこちらです)

簡単なもので済ましがちな昼ごはんですが
比較的残りがちな食材で作れるのでぜひお試しください。

posted by tome at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 冬の薬膳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月07日

酸味と辛味で冷えを追い出す「白菜の酸辣湯」

洗濯物の乾きが遅くなり、
冬の到来を感じる今日この頃。

冬は陰陽で「陰中の陰」と言われています。
陰が盛んになり、草木は枯れ、動物たちは冬眠を始める季節。
冷えの影響で気血水の流れが悪くなるため、
冬は私たち人間も身体を休める時期と考えられています。

そうはいっても何かと忙しい現代人。
会社に仕事にと日々あちこち出かけなければいけません。

そんな寒い冬でも健康に過ごしたい!
そのために冬の薬膳料理では
身体を温めて巡りを活発にするものが良しとされています。


今日は曇り空のせいか、より寒く感じたので
スタートダッシュがかかりやすそうな
こんなポカポカスープを朝ごはんにしてみました。


【酸味と辛味で冷えを追い出す「白菜の酸辣湯」】

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<薬膳POINT>

酸辣湯の味の決め手である黒酢と胡椒には、
身体を温めて気の巡りを活発にする作用があります。

そこに冬の乾燥を改善してくれる白菜、
気と血を補うにんじんをプラスしました。
とろみを効かせた熱々スープで寒さに負けない身体作りを!


北京でおばあちゃんに教えてもらったレシピをアレンジ。
というのも本場の酸辣湯は、
酸味と胡椒の辛味がものすごく強いんです。
私は好きな味なんですが
女性よりも酸味が苦手な男性には強烈な味とのこと。
でもまさに身体が温まる味だったなぁ…


今日は葱油餅とあわせてみました。

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今回は生地に葱花(ねぎのみじん切り)を巻き込まずに
生地に混ぜ込んでみました。
サクサク感を出したかったので少し薄めに。
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2010年12月06日

食べすぎ&飲みすぎた次の日に「じゃがいも粥」

「あぁ…昨日は食べ過ぎちゃったなぁ…」
冷静になった翌日の朝、
こんな後悔をしたことはありませんか?

忘年会、クリスマス会、何かとイベントが多い12月は
『肥甘厚味(ひかんこうみ)』と呼ばれる
脂っこく、甘味の多い、味付けの濃い
お肉、揚げ物、ケーキ、酒といった高カロリーな
食事をする機会がぐっと増えてきます。

しかしこれらの食事を続けてしまうと
体内に余分な湿と熱を作り、
胃腸の働きを衰えさせ不調を招く原因となるため、
薬膳ではNGの料理なんです。

そんなイベントの翌日におすすめなのが
こんな食材を使ったお粥なんです。

【食べすぎ&飲みすぎた次の日に「じゃがいも粥」】

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<薬膳POINT>

じゃがいもには胃腸の働きを活発にする作用がありますが、
中でも食べすぎで胃に熱があるときに効果を発揮してくれるんです。
また水分代謝トラブルにもよいので
飲みすぎた次の日特有のむくみにもぴったり。

飲みすぎ&食べ過ぎてしまった次の日には、
前日酷使した胃腸を養うためにも
消化のよいお粥にしてお召し上がりください。


北京で薬膳留学をしていたときのこと。

何かとお世話になっていたおばあちゃんの家に
お届け物をしに行くとちょうど夕ご飯を食べていました。

好奇心に負け失礼とは思いつつ
「夕ご飯はどのようなものを食べるのですか?」とたずねると
「とうもろこしのお粥と野菜の炒め物だよ。」とこころよく見せてくれました。

「お粥は朝ごはんだけじゃないの?」と驚くと
「私は年をとっているし、昼間は外食が多いでしょう?
 だから夜は肥甘厚味を避けないとね。」
と中国語にまだ不慣れな私のために
ゆっくりと中国語で話してくれたのを覚えています。


何事も大切なのはバランス。

外食の時はお酒を温かいお茶に変えてみたり、
次の日にこんなお粥を作ってみたり。
ちょっとした工夫で12月を楽しく乗り切りましょうね!

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2010年12月04日

冬におすすめ「白花豆のバニラ風味」

母から白花豆の新豆が届きました。

ちょうど鍋の試作をしていたため
「とびっきり甘いデザートを作りたいなぁ、
 でもカロリーは気になるしなぁ・・・」
ということでバニラビーンズで香りをつけてみました。

香りには自律神経を安定させる効果があるとされますが
薬膳ではこんな作用があるとされています。


【冬におすすめ「白花豆のバニラ風味」】

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<薬膳POINT>

バニラの香りは甘味で陰陽五行では土に分類されます。
甘味には脾の働きを強化し肺の働きを助ける作用があると
薬膳では言われています。

飲み会やイベントで外食が増えるこの時期、
胃腸の働きを助けるバニラの甘い香りをまとうなど
上手に香りを使ってみるのもオススメです。


陰陽五行では「五香」の項目があります。
・木 あぶらくさい
・火 こげくさい
・土 あまくさい
・金 なまくさい
・土 くされくさい
これらは上のように不快なにおいを示していて
主に診察の際に使われています。

例えば・・・
口臭が生臭ければ肺に問題がある、
もし腐ったようなにおいがすれば腎に問題があるなど。
身体が甘い香りがすれば糖尿病というのもありましたね。

今回は香りの効果ということで、
陰陽五行の「五味」を参考にしてみました。

香りの薬膳。
ぜひ取り入れてみてください。

posted by tome at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 冬の薬膳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月01日

ストレス系のトラブルに「大根と豚肉の中華煮」

閉店間際の食品売り場に駆け込んだら
半額セールの開催中でした。

半額とは思えないほどおいしそうな野菜ばかり並んでいたので
その中からふくふくとした大根を2本購入。

帰宅後に土鍋を取り出し、
大根をたっぷり使った煮物を作ってみました。


【ストレス系のトラブルに「大根と豚肉の中華煮」】

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<薬膳POINT>

冬の野菜の代表格の大根。
大根には消化促進の作用がありますが、
気を下に下ろす作用があるので、
実はストレス系のトラブルにも効果ありなんです。

気を補う作用がある豚肉と組み合わせれば
日ごろの疲れも癒されるはずです。


イライラだけではなく、
仕事上のもやもやっとする悩みも
気を巡らせてくれる大根が
すっきり解消してくれます。

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土鍋から立ち上がる湯気。冬ですね〜。

今年は薬膳鍋のレシピ開発が増え、
シンプルなこの土鍋が大活躍してくれました。

特別な土鍋ではないけれど、
お鍋のベース作りのために炒め物をしてみたりと
かなりハードにつかっていますがじょーぶなんです。
posted by tome at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 冬の薬膳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月28日

身体を冷やさない冬の魚料理「たらの香味蒸し」

魚が食べたいなぁという時に
簡単に作れるのが香味蒸し。

半端に残っていたたらを使って
お昼ごはんにぱぱっと作ってみました。


【身体を冷やさない冬の魚料理「たらの香味蒸し」】

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<薬膳POINT>

塩辛い海で育った魚介類は、
身体を冷やす寒涼性の作用を
持つものが多いといわれています。

身体を温める生姜やねぎなどの香味野菜+魚は
臭みけしだけではなく、
冬に身体を冷やしすぎない組み合わせなんです。


スライス生姜とともにたらを蒸しあげたら
蒸し汁で作ったソースをかけます。
細く切ったねぎを載せたら、
熱々のごま油を上からかけます。

ごま油がねぎにかかったときの、
ジュッという音は食欲をそそりますよね。

posted by tome at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 冬の薬膳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月11日

カサカサ肌に「白菜と塩豚のスープ」

3月になったというのに
驚くほど寒い日が続いていますね。
しかも昨日は、雪。驚きました。

頬に当たる風が冷たく
乾燥肌の私には相変わらず
厳しい季節が続きそうです。

こう寒いときに飲みたくなるのが温かいスープ。
昨日はこんなストックしていた塩豚で
こんなスープを作ってみました。


【カサカサ肌に「白菜と塩豚のスープ」】

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<薬膳POINT>

乾燥した空気のせいかお肌がカサカサ・・・
そんな水分が失われた身体には
体に水分を補う豚肉と白菜がお勧めです。

スライスしたしょうがを加え
あたためる作用をさらに強めました。


じんわりとした白菜の甘みが味わえるスープ。
素材を水で煮るだけの簡単レシピですが
塩豚を使っているので十分コクがあります。


ここ数日は確定申告作業に没頭していたので
塩豚には非常にお世話になりました。
塩豚のような作りおきメニューは、
忙しいときの強い見方ですね・・・
posted by tome at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 冬の薬膳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月11日

補腎効果バツグン「牡蠣とブロッコリーのパスタ」

食べたい時にすぐ作れてしまうのがパスタのよいところ。
そのためかのんびり過ごしたい休日には
パスタを作ることが多いように思います。

その中でも最近よく食べているのが
牡蠣を使ったパスタ。

旬のだからこそ食べたい!という理由もありますが、
実は食べたくなるこんな理由もあるんです・・・


【補腎効果バツグン「牡蠣とブロッコリーのパスタ」】

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<薬膳POINT>

体の生長や発育を促進する物質
腎精(じんせい)を蓄える五臓「腎」。

この腎が弱ってしまうと
精力減退、またほかの臓器にも悪影響を及ぼし、
体の老化を促進する大きな原因となります。

特に冬はできるだけ体の消耗を防いで、
腎精を体にチャージしなければいけない季節。
腎を補う食材を取り入れたメニューが
冬の薬膳料理のポイントです。


このブログを読んでいただいている方には
おなじみのアンチエイジング食材ブロッコリー。
同じ補腎効果を持つ牡蠣とあわせることで
高い効果が期待できるメニューです。

クリーム系にしても美味しいですが、
牡蠣の旨みを存分に味わうならシンプルなオイル系を。

牡蠣は軽く洗ってから小麦粉をまぶし
ガーリックオイルで焼くと、
プリプリとした食感になりますよ。


posted by tome at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 冬の薬膳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月21日

お正月にお酒を飲みすぎた人に「ママレード入り紅茶」

ご無沙汰しております。
1月もすでに21日がたちましたが
みなさまいかがお過ごしでしょうか??

私は素敵なスタッフさんに囲まれ
心地よい緊張感が漂う撮影で
新たな1年を始めることができました。
本年も精進を重ねて参りますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

8日にJWAVEに出演させていただきました。
今回は事前に収録をさせていただいたので
オンエアを冷静に聞くことができました。
自分の声だけど他人のような不思議な感覚。。。

聞いてくださっていて方も多く、
その反響の大きさに驚いております。
ありがとうございました!!

さて番組で紹介させていただいた
オレンジマーマレード紅茶は
ふだんからよく飲んでいるお茶でもあります。


【お正月にお酒を飲みすぎた人に「ママレード入り紅茶」】

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<薬膳POINT>

「百薬の長」とも言われるお酒は
カラダを温める性質を持つ食材です。
しかし飲む量次第では体のバランスを崩すきっかけになります。

特にビールや炭酸で割った焼酎などの飲み過ぎは
体の水分バランスを乱して冷えをまねく原因になります。

ムクミ、体のだるさ、胸焼けを防ぐためには
カラダを温める「生姜」「紅茶」、
余分な水分を排出する「オレンジの皮」を使った
ママレード入り紅茶がオススメです。


マーマレードジャムは皮がたっぷり入ったものを選びましょう。
オレンジよりもミカンで作られたジャムならベストです。

ミカンの皮を干したものは「陳皮(ちんぴ)」といわれ
体内を巡る「気」の動きを活発する作用があります。
ストレスや飲み過ぎなど体内の巡りが滞った時の
症状改善にはピッタリなんです。

ただしドッサリ入れすぎると苦味が強くなるので
気になる方は「はちみつ」で調節してください。

☆作り方メモ
posted by tome at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 冬の薬膳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月06日

腰痛を防ぐ「りんごとクルミのシナモンケーキ」

冬にでやすい「腰の痛み」。

痛みを悪化させる大きな原因は「寒さ」ですが、
「腎」が弱くなったことも影響のひとつ。

薬膳や中医学で言われる「腎(じん)」は
西洋医学で言う「腎臓」と同じものではありません。

尿の排出などカラダの水分を管理する働きは似ていますが
成長や発育の調節、生命エネルギーを蓄えることが腎の重要な働きです。
脳・耳・髪・腰とつながりがあるのも特徴。

そのため、腎が弱るとこれらの働きも鈍ります。
体の発育スピードが遅れる。
逆に早く年を取ってしまう。
若いのに白髪が目立つ。

「腰痛」もそのひとつ。

今日はそんな冬の腰痛を解消するために、
腎を補う薬膳ケーキを作ってみました。


【腰痛を防ぐ「りんごとくるみのシナモンケーキ」】

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<薬膳POINT>

今回のポイントは「腎の強化&代謝アップ!」。

生地にねりこんだ「くるみ」は、
腎を強化する作用と滋養強壮作用があります。
腰痛もちの人にはもちろんですが
成長過程のお子様やお年寄りにもオススメの食材です。

また腰痛を引き起こす大きな原因
「寒さ」を解消するのが「シナモン」です。
カラダを温めることで代謝をうながしてくれます。


写真ではわかりにくいですが、
生地にはクルミが混ぜてあって、
上にりんごとシナモンパウダーがかかっています。

紅茶と相性の良いケーキでした。
posted by tome at 00:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 冬の薬膳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月04日

カラダをポカポカ温める「ブテチゲ」

暖かくなったと思ったら、
雪が降ったり。。。

なんとも不安定な天気が続きますね。

週末は長野へ行ってきたんですが、
天気が良かったせいか昼間はコートが要らないような暖かさ。
もう冬は終わりなんだなぁと思いながら東京に戻ると
冬の寒さが継続中でした。

こう寒いと温かいものが食べたくなりますよね。
今日はカラダから冷えを追い出してくれる鍋料理にしました。


【カラダをポカポカ温める「ブテチゲ」】

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<薬膳POINT>

今回のポイントは「唐辛子」。

カラダを温める作用が強いことでしられていますが、
特に冷えた胃腸を温める作用があります。
またカラダを温めることで、
カラダの巡りが良くなり新陳代謝もアップ。

ただし刺激が強いので、
胃が弱い人、イライラしている人などは避けてください。


ご存知の方も多いかと思いますが
「ブテチゲ」とは「部隊鍋」を示しています。
その名の通り朝鮮戦争の時に韓国の部隊が、
米軍部隊から支給されたスパムと辛ラーメンで作ったものだそう。
もともとはヘルメットで作っていたとか。

私はスパムがないのでベーコンで代用しました。

<作り方メモ>
1.煮干だし・玉ネギ・キムチ・ベーコンを鍋に入れて火にかけます。
2.すりおろしにんにく、唐辛子、ラーメン、きのこ、野菜類を入れ煮ます。
3.火が通ったら、刻みネギをタップリかけていただきます。

辛いけれど、クセになる味です。
辛ラーメンのスープを使うと簡単です。


長野では、初の善光寺まいりをすることができました。

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坂東眞砂子さんの小説「狗神」を読んで
どうしても訪れたかった善光寺。
お戒壇巡りもしましたよ。

あの暗闇の中を一人で歩くのは心細いですね。。。
そんな時に女性に声をかけられたら。。。
ぞぞっ。
posted by tome at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 冬の薬膳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月18日

午後の仕事がサクサク進む!「黒豆とクルミのパン」

近所の酒屋さんでおいしい「酒かす」を手に入れたので
酒かすから酵母をおこしてみました。

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これが驚くほど簡単!

1.保存する瓶を熱湯消毒し、乾燥させる。
2.瓶にちぎった酒かすと同量の水を入れ、ふたをして放置する。
3.1日たつとふやけるので、スプーンでまんべんなく混ぜる。
4.ふたをしたまま、日のあたる場所に置いておく。

ぶつぶつと空気穴が出てきたら
スプーンで全体を混ぜてそのままふたをし、
空気穴が全体にできるようになったら完成です。

さっそくホームベーカリーで
お昼用のパンを焼いてみました。


【午後の仕事がサクサク進む!「くるみと黒豆のパン」】

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<薬膳POINT>

今回のポイントは「くるみ」と「黒豆」。

「くるみ」はその形が脳に似ていることから
脳の働きを活性化させる作用があると言われています。
くるみパワーで午後の仕事を乗り切りましょう。

また、同じ体勢でパソコンに向かっていると、
カラダの血の巡りが悪くなるため
肩こりを引き起こす原因となります。
カラダの血の巡りを活性化させるために
黒い食材の「黒豆」を使いました。


ふくらみこそはホシノ天然酵母に負けますが、
その分モッチリとしたパンに仕上がりました。

黒豆は甘納豆を使ったのですが、
ミキシングの時につぶれてしまったので
跡形もなく、ただ黒い生地に。。。

でも、味はばっちり。
素朴な甘味がクセになります。

『プチ不調解消!食材選びの便利帳』が発売!!
posted by tome at 13:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 冬の薬膳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月17日

肌の乾燥を防いで潤肌に!「エビと豆腐の塩あんかけ」

最近肌が乾燥気味。。。

空気が乾燥している上に暖房を使っていることが原因だと思いますが、
クリームをつけても肌がパリッとしてしまうんです。

乾燥は美容の大敵!

化粧品やケアの見直しも大切ですが、
食事も気をつけないといけません。

と、いうことで。
今日は潤いのある肌を作るために
体の内部から潤わせるような
こんな食事を作ってみました。


【肌の乾燥を防いで潤肌に!「エビと豆腐の塩あんかけ」】

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<薬膳POINT>

体の内部から潤わせるために役立つのが「豆腐」。
豆腐は渇いたカラダを潤す作用があります。

しかし同時にカラダの熱を覚ます作用があるので、
バランスをとるためにカラダを温める「あんかけ」に
「ネギ・生姜・にんにく」のみじん切りを加えました。

もうひとつのポイントは「エビ」です。
「エビ」は成長をつかさどる腎の働きをサポートするので、
幅の広いアンチエイジング作用が期待できます。


豆腐とエビは淡白な味わいの食材なので、
冷凍しておいたチキンスープをベースに使いました。

<作り方ひと口メモ>
1.鍋にチキンスープ、塩、砂糖、酒を入れて火にかける。
2.ひと口に切った豆腐、エビ、ネギ・生姜・にんにくのみじん切りを加える。
3.ひと煮立ちしたら水溶き片栗粉を加えてトロミをつける。
4.ごま油をまわしかけ、皿に盛る。

ネギ・生姜・にんにくのみじん切りは
「PHPスペシャル」2月号の「しょうが」特集で紹介した
「炒め物セット」を使っています。

事前にそれぞれみじん切りにしたものをあわせ、
1回分くらいをラップに包んで冷凍しておくだけなんですが、
これがかなり便利なんです!ぜひお試しください。

<お知らせ>
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2009年02月07日

冬の寒さを吹き飛ばす「せんべい汁」

打ち合わせの帰りに青森県のアンテナショップを見かけたので、
「せんべい汁」セットを購入しました。

せんべい汁とは・・・
「鶏肉でとったしょう油ベースのスープに
汁専用の南部せんべいやきのこなどを入れて作る
岩手県の北部で食べられている野外料理」

以前から気になっていた鍋なので、
鶏肉、春菊、白菜、にんじん、ねぎ、きのこなどの具を用意して
さっそく作ってみました。


【冬の寒さを吹き飛ばす「せんべい汁」】

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<POINT>
カラダを冷やす作用がある小麦粉を使うせんべい汁には、
温める作用がある鶏肉とネギをタップリと入れて食べます。

また小麦粉には冬に補わなければいけない
腎をサポートする作用があるので、
冬の冷えたカラダを温めてくれるお鍋です。


アツアツの鍋は冷えたカラダを温め、
冷やす作用を持つ食材の力を穏やかにしてくれる
冬にぴったりの調理法です。

鍋のスープがしみこんだ南部せんべいは、
生地がしっかりとしたすいとんのような食感。

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薄い部分はトロトロ。
厚い部分はモチモチ。
ハマル食感でした。

モチモチ好きの方はぜひお試しください。
posted by tome at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 冬の薬膳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月04日

無気力感を回復させる「牛すじ入りおでん」

今日はおでんを作りました。

ベースとなる出汁には
・昆布(カラダの熱を奪い、ムクミを解消)
・煮干(カラダを温め、気を補う)
を使っています。

が、カラダを温める作用アップ+味にコク
を出したかったのでいつもの出汁に
こんな食材を追加してみました。


【無気力感を回復させる「牛すじ入りおでん」】

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<POINT>
薬膳では牛でも部位によって
効能や性質が違うと考えられています。

今回使用した牛すじは、
カラダを温める温性の性質を持ち、
体のエネルギーとなる気を補う作用があります。

特に寒い冬の間、
カラダに蓄積した疲れを回復させるのに
ピッタリの食材です。


今日のような寒い日には
アツアツのおでんがおいしいですね〜。
牛すじの独特の食感がクセになりました。

お肉でも部位によって性質が異なると言うのは、
以前もお話ししたかと思います。
http://yakuzenc.seesaa.net/article/112922425.html

部位によって「へ〜!!」と意外な性質&効能があるので、
私は薬膳を学んでからホルモン焼きを食べるのが楽しくなりました。

疲れたら牛すじ煮込み!
オススメです。

posted by tome at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 冬の薬膳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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